『豊かな人生を引きよせる「あ、これ美味しい!」の言い換え力』は手っ取り早く知性が高いアルファメイルになる教科書だ

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ぼくは食べ歩きが趣味のひとつなんですけど、なにを食べても「うまっ」とか、「濃いっ」とか「さっぱり味っ」とかシンプルな感想しか言えないのが悩みでした。
 
めちゃくちゃ美味しいラーメンを食べても「うまし!」としか言えず、友達においしさを伝えることがなかなかできないんですよね(笑)
 
東京には名店や有名店、食べログ高評価の店がたくさんあるので、おいしいものを食べれる機会はたくさんあります。
 
それこそ、予約が取りづらい有名なレストランに行ったり、行列が絶えないラーメン屋に行ったりすることもありますので、あの店に行ってきたよ!って、食べた感想と一緒にドヤ顔で話したくなるものです。
 
ぼくの知り合いにも食べ歩きが趣味の人いますけど、「とにかく美味しいっ」とか「コスパがいい店」とかピントこない感想しか言ってくれないので、お店を勧められてもそのお店に行ってみたいなぁと思うことが正直ないんですよね。
 
コスパってことばには惹かれますけど吉野家もコスパはいいですからね(笑)
 
その人はほぼ100%外食する人で、食べ歩いているお店の数が相当多いことを知っていので、本当においしいんだろうなぁと思いますが、その人の感想からストレートに伝わることがないんです。これってむちゃくちゃ切ないし残念ですよね。
 
ふと、自分のことを考えるとぼくが食べた料理の感想を話しても同じように伝わっていないのかぁとしみじみ感じます。
 
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豊かな人生を引き寄せる「あ、これ美味しい!」の言い換え力
 
 
まさにおいしいを言い換えるたいニーズにどストライクなタイトルです(笑)
 
 

本書の著者と概要

著者の福島宙輝さんは九州女子大学講師で日本酒を中心とした味わいの言語化研究をされている方です。
 
日本酒味わい事典でグッドデザイン賞を受賞されているので、味の表現に関してのノウハウをたくさん持っている人ですね。
 
本書では日常的によく使う「おいしい」や「うまい」ってシンプルな感想をより人に伝わるようにするにはどうしたら良いのかわかりやすく教えてくれる内容になっています。
 
ワイン
 
おいしい物はおいしいって言う以外あるのか?と思う人もいると思いますが、例としてラーメンを食べるときの描写やソムリエがワインを語る描写など表現のプロはどう表現しているのかもサンプルもあり、プロの表現におもわず「なるほど」と感じる内容になっています。
 
ぼくたちはソムリエのようなプロになりたいわけではなく、おいしいレストランで食べた料理の感想を友達や恋人に今までよりもすこし魅力が伝わるような表現ができればいい。
 
しかも簡単に手っ取り早くできる方法で。
 
そんなすこしワガママな要望を叶えてくれる本です。
 
 

食品ごとのベース味とサブ味を知る

本書を読んで大事な点が2つあると感じました。その1つ目がこのベース味とサブ味。
 
ベース味とサブ味とは何か?
 
ベースの味というのは、その食品にとってもっとも重要であり、特徴とされる味のこと、<中略>「サブの味」とは「ベースの味」に寄り添って、わずかに主張することにより、他の商品との差別化を生み出す味のこと。
 
引用元:豊かな人生を引きよせる「あ、これ美味しい!」の言い換え力
 
食品ごとのベース味って言われてもピンときませんが、本書には例として日本酒、ワイン、チョコレート、コーヒー、スパイスカレー、ラーメンのベース味とサブ味について説明があります。
 
ワインだとベース味は甘味(果実味)と酸味でサブ味は渋味になります。
 
よく考えれば、食品や料理ってかならずベース味がありますね。
 
カレーやラーメン、コーヒー以外にも焼肉やケーキとかも。今まで何を食べてもベース味に関係なく「おいしい」と言ってましたね。
 
ベース味とサブ味を意識して感想をいうだけでも、ただ「おいしい」っていうより他人に伝わりやすくなりそうです。
 
 

目指すは形容詞と形容動詞のことばのグラデーションを増やして味を語ること

 
もう1つの大事な点は形容詞と形容動詞で味を語ることです。
 
いちばん感覚を伝えやすいのが感動詞で「わおっ!」とか「うおっ」とかです。おもわず口から出てしまいそうなことばですね。
 
一方、ソムリエのようなプロは名詞で表現します。ソムリエの語り口の例としてワインとソムリエを題材にした『神の雫』の主人公がグラスのワインを嗅いで話すシーンが載っています。
 
「カシューナッツとカカオの芳香 それに分厚い黒い果物 うーんトリュフもあるな」
 
引用元:豊かな人生を引きよせる「あ、これ美味しい!」の言い換え力
 
友達にワインの感想を聞いてこんなソムリエみたいなこと言われたら「うるせえよっ!」と突っ込みたくなりますね(笑)
 
これはプロがプロの技を使ってプロに伝えることを目的としているから大丈夫みたいですけど。
 
ぼくたちが求めているのはソムリエのような名詞で語るのはやりすぎで、感動詞よりもっと魅力的に伝えれるようなちょうどいいところ。それが形容詞や形容動詞なんです。
 
おいしいを言い換えることで大事なのがベース味とサブ味だったので、あとはボキャブラリーを増やしていくのかなと思いましたがすこし違いました。
 
大事なことは形容詞や形容動詞で語ること。
 
しかも、形容詞や形容動詞のことばのグラデーションを増やすことが大事だったんです。
 
グラデーションは濃淡のことで、たくさんある色鉛筆の色が少しづつ変わっていくイメージですね。そのグラデーションをことばでも表現できるようになるのがポイントだったんですね。
 
例えば、ケーキを食べた感想が「甘い」だけだと普通ですね。「ほんのり甘味を感じる」、「上品な甘さ」、「砂糖なめたような甘さ」など甘さを表現することばもたくさんのグラデーションの中からチョイスできれば食べたケーキの味を魅力的にわかりやすく表現できそうです。
 
たしかにこれならぼくたちでも手っ取り早く「おいしい」の言い換えができそうですよね。
 
 

味を語る方法がわかればあとは練習あるのみ

  • ベース味とサブ味
  • 形容詞と形容動詞
この2つのポイントがわかれば今より1つレベルが上がった感想が言えるかなと思いました。
 
今までどっちも意識してこなかったので、おいしいレストランで食事をしたときや食べ歩きしたときはこの2つを意識して味わってみたいと思いました。
 
本書には味を語るプロ中のプロであるソムリエがどうやって魅力的においしさを表現しているか解説があったり、ぼくたちがベース味とサブ味を見分けれるようになる練習方法も載っています。
 
ソムリエの味の語り方も興味がある人はぜひ本書を読んでみてください。初心者から上級者まで味の感想を語ることについて網羅した教科書になる一冊でした!
 
 

 
今回紹介した豊かな人生を引きよせる「あ、これ美味しい!」の言い換え力はキンドルアンリミテッド会員なら無料で読めます。
 
キンドルアンリミテッドはアマゾンプライムのサービスに付いてるプライムリーディングと似ていますが読める冊数が全然違います。
 
プライムリーディングが約1100冊、キンドルアンリミテッドが約25万冊です。ポチるだけでスグ読めるので読書好きならお得なら入ってみてはどうでしょうか。
 
 
 
あと、ベース味とサブ味、形容詞と形容動詞が大事だとわかってもおいしい食事をしないと意味がないですよね。
 
ことばのグラデーションを考えたらおいしいレストランに料理を食べに行きましょう!
 
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ワーワー言うとりますが今日はこのへんで。

 




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